リサーチ・データ分析でマーケティング構築を支援【ビジネスマッチング事例】

参加者インタビュー

小柳出紗季さん

【事業】

組織改善コンサルタント/データアナリスト

【ホームページ・SNS】

さきちゃん先生｜わかりやすい統計心理学

小柳出紗季［組織改善コンサルタント］

さきちゃん先生のビジネス個別指導塾

－今回は、フォースコミュニティビジネスの参加者である小柳出さんにインタビューにお答えいただきました。まずは小柳出さんの事業内容を教えてください。

主にデータ分析のお仕事をしています。企業様のデータをお預かりして、統計的に分析をしたり、リサーチ、レポーティングを加えることによって、企業様の課題解決や商品開発のサポートをしております。

－お客様は法人が多いのでしょうか？個人事業主の方もいらっしゃいますか？

きちんとした分析をするとなると、データのボリュームがある企業様が多いですね。個人の方の場合は、「データがまだない」という状態のことも多いので、リサーチのお手伝いをすることもあります。「新しい事業を始める際に、A案とB案があるものの、どのように決めたら良いか分からない」といった場合に、課題を聞きながら、市場のリサーチについてお手伝いすることもあります。

－フォースコミュニティビジネスに参加した理由・きっかけを教えてください。

私は海外に住んでいるのですが、なかなか日本の方と直接会う機会がありません。そんな中で人脈作りのため、そしてお仕事にも繋がればいいなという気持ちで参加しました。

－実際に参加してみていかがでしたか？

初めてこういった企画に参加したのですが、すごく雰囲気が良いと感じました！初回は異業種交流会に参加しましたが、一緒のルームになった方々が「他のコミュニティに比べて、フォースコミュニティビジネスは質の高い方が集まっているからいいよね」といったお話をされていたのも印象的でした。

－他の参加者との間でビジネスに繋がった案件はありましたか？

はい、ビジネスに繋がった案件もあります。一つはマーケティングの案件でして、私がリサーチャーとして関わり、併せてデータ分析のお手伝いもさせていただきました。具体的にはマーケティング構築の内容で、どのように一からマーケティングを作っていったら良いか、その材料集めを一緒にさせていただいたという感じですね。それからデータ活用に関するアドバイスも行ったケースもあります。商品開発をする際に、どういう風に商品を作っていけばよいか、リサーチについてのアドバイスや、そのリサーチをどのように活用していけば良いかをお伝えしたりしました。また私が開催しているセミナーにも、何人かの方に参加していただきました。

－色々な方と繋がったんですね。

そうですね。すごくありがたいです！

－データ分析の内容について、もう少し深く聞かせてください。

よくあるのが、データはたくさん残っているものの、活かしきれていないというケースです。たとえば商品の販売をしている事業者の場合、購入者の男女比、年齢層といった、状況が可視化されたデータはたくさん残っていることがあります。しかしビジネスでは、そうしたデータを元に「どうすれば売上を1.5倍にできるか」といったことを考えなければいけません。そこで、様々なデータを組み合わせることで、とるべき施策についてのアドバイスをしています。

－実際にビジネスに繋がったケースでは、知り合ってからとんとん拍子に話が進んでいったのでしょうか？それとも知り合ってから数か月後に問合せがきたりしたのでしょうか？

両方のケースがあります。フォースコミュニティビジネスの企画でお話をした後に、個別でもお話をして、課題感やどういったことができそうかなどを話した上で、提案をさせていただいたこともあります。一方でコミュニティの参加者同士、メッセージ等で個別で繋がっていた中で、後日私が開催しているセミナーにご参加いただき、その後にお仕事のご依頼をいただいたケースもありますね。

－後者のケースでは、あるときふと相談が来た感じですか？

そうですね。多くの人にとってデータ分析というのは、常に悩んでいるものではありません。相手にとってそうしたタイミングになったときにご相談いただけたのだと思います。

－コミュニティを活用してお仕事につながるコツがあれば教えてください。

異業種交流会やビジネスマッチング企画に参加する方の中には、少なからず「仕事を取りたい」と思っている方が多いと思います。しかしお互いに「仕事を取りに行く」というスタンスだと、ぶつかってしまって、どちらにも良いことがないと思うんです。私自身も、異業種交流会だけで仕事を取りたいとは思っていません。自分も成長したいと思って参加しています。そして相手の方も同じように成長してくれた方が、いずれ自分とお仕事をしてくれる可能性も高くなると思うんです。例えば目の前にいる方がデモコンサルのモニターを探しているならば、それに協力をして「お客様の声」を提供して貢献したり。そうして仲間を作っていった結果、みんなで成長できて、お互いに一緒にお仕事ができたらそれがいいのかなと思います。コツと言われるとちょっと難しいですね（笑）。

－たしかに「ビジネスに繋げる」ということを意識せずにみんなで成長できれば、いずれお互いに仕事を依頼する関係にもなっていって、結果的に自分自身にもお仕事として返ってくることもあるかもしれませんよね。

私も最初の方はお仕事がほしくて参加していた部分もあり、やみくもにお声がけしてしまっていた時期もありました。でもやっぱりそれではうまくいかないんです。そこに気がついたきっかけは、ある方とお話をしたことでした。その方はセールストークがとても上手な方だったのですが、お話された内容が、私がそのときに必要としていたサービスではなかったんです。そのときに「あっ、やみくもにお声がけすると、相手はこういう感情になるんだ」って学んだんです。私もそういった時期もあったため、「偉そうに言ってすみません」っていう感じです（笑）。

－これまで小柳出さんのサービスを他の参加者が利用されたお話をしていただきましたが、逆に小柳出さんがコミュニティで知り合った方のサービスを利用したケースもありますか？

はい、あります。何度かやり取りをした後に利用させていただきました。フォースコミュニティビジネスのビジネスマッチング企画では、以前に話した方と同じ組み合わせになった場合に、再シャッフルをして、できるだけ初めての方と話ができるように調整してくださいます。けれど私の場合、中には「もう一度お話したいな」と思っていた方と一緒になるケースもあるんです。そういったときには、そのままその方とお話したりすることもあります。そうすると個別に日程調整をしなくても、ビジネスマッチング企画の時間内に再度お話することができるんです。それでいて1回目にお話をしたときよりも信頼関係ができているので、「相手のセミナーに参加してみよう」「何かしらお願いしてみよう」と思いやすいんです。

－運営サイドとしても、コミュニティのメリットはそのあたりにもあると思っています。2回目、3回目と会うことで、プラスに働くこともありますよね！

－それでは最後にこれから参加する方へメッセージお願いします。

フォースコミュニティビジネスの雰囲気が良いのは、会が始まる前に、運営側が会におけるマナー等をきちんと説明してくださっているからだと思うんです。毎回冒頭で、「お互いに自分本位にならないようにしましょう」といった、コミュニティの価値観について伝えてくれてくださっているのがすごく良いなと思っています。やっぱり短期志向の人ばかりが集まってしまうと、マッチングもなかなか生まれないと思います。なのでビジネスのコミュニティではありますが、情報共有をしながら一緒に成長していきたいと思っている方がいらしたら、ぜひ参加してもらえたらと思います！

－小柳出さん、本日はありがとうございました！