オンライン交流会を楽しむコツ

 

異業種交流会に参加したことがある方でも、オンラインの交流会には参加したことがないという方も多いかと思います。目の前の人と名刺交換をして会話をする対面型の交流会とは異なり、オンライン交流会ならではの要素も多くあります。そのためふだんは考えていないことを意識するだけで、その場をより楽しむことができ、その時間を有効に活用することができると言えるのです。ここではオンライン交流会に参加した際に、どのようにすれば楽しめるかをお伝えします。まだオンラインの異業種交流会に参加したことがない方、参加したことがあるものの、あまり楽しめなかったという方は、ぜひ参考にされてください。

 

笑顔を意識する

 

まず始めに意識することは、笑顔です。これは直接会うときも同様ですが、オンラインの場合はなおさら注意する必要があります。なぜならばオンライン交流会では、ご自身の顔が相手の画面に大きく映るためです。その際にむすっとした表情だったり、退屈そうな顔をしていたりすると、相手から良い印象を抱かれづらくなってしまいます。その後お互いにリラックスして会話をするためにも、自身が笑顔を見せるということを忘れないようにしましょう。

 

グループ内の会話を盛り上げる

 

多くのオンライン交流会では、少人数の場合は全員で会話をし、大人数の場合には数名ごとに分かれて会話をするというスタイルを取っています。このときに注意が必要なのは、そのグループでの会話を盛り上げることです。こういった場に慣れていない人が多い場合、沈黙ができてしまうことがあります。その際には、誰かが全員に話を振って、グループ内での会話を盛り上げることが必要です。特に会が始まったときは、緊張している参加者がいることも多いので、お互いに自己紹介をする等して、全員が言葉を発せるように配慮すると良いでしょう。

 

他の参加者に積極的に質問をする

 

自分ばかりが話してしまわないように注意する必要があります。これは対面型の交流会でも同様ですが、オンラインの場合は一層の注意が必要です。例として、4人1組のグループで歓談を行う場合を思い浮かべてください。4人のうち1人が一方的に話をしてしまうと、残りの3人はただ聞くしかありません。対面型の交流会であれば、話が長い人がいて苦痛な場合には、体の向きを変えて、他の人と話をするといったことができますが、オンライン交流会ではそうはいきません。つまり逃げ場がなくなってしまうのです。また4人のうち特定の2人が盛り上がってしまうような場合も、それ以外の2人が取り残されてしまいます。対面型の交流会であれば、残りの2人同士で会話をすることができますが、オンライン交流会ではそれができないのです。そのため、参加者のうち誰かが話し過ぎないように、会話に入れていない人には積極的に質問をし、会話を促すといった配慮が必要なのです。中には「限られた時間なので、できるだけ自分が話してアピールをしたい」と思う人もいるかもしれません。しかし多くの人は、初対面であまりに長く話をしてくる相手と、その後も関わりたいとは思わないものです。その後に有効な関係性を繋げるためにも、相手に質問をして、相手の話を聞くという姿勢が不可欠なのです。

 

自己紹介は相手の印象に残るような言葉を使う

 

対面型の異業種交流会の場合、名刺交換をした上で、お互いの名刺を見ながらそれぞれ自己紹介をしたり、会話をスタートさせるケースが多いかと思います。しかしオンライン交流会では名刺交換ができません。名刺があれば、名刺に記載のある情報を元に会話を弾ませることができる場合もありますが、オンラインの場合はそうしたことができないのです。また対面の場合と比較すると、相手の話が聞き取りづらいケースもあります。そこで、相手が聞き取りやすく、印象に残るような言葉やキャッチフレーズを使って、自己紹介をする必要があります。特に相手が異業種の人の場合には、専門用語や業界用語を使うと、意味を理解されない場合があることから、わかりやすい言葉を選ぶことが重要です。

 

自分から積極的に会話に入っていく

 

「他の人が会話に入れるように質問をすることが重要」という内容をお伝えしましたが、当然全員がそれをしてくれるわけではありません。ときには特定の人たちが話をしていて、会話の中に入れないという場面もあるかと思います。その際は、ただ黙って聞くのではなく、自分から会話の中に入っていく姿勢も重要です。「この話よくわからないなあ」で終わらせるのではなく、「無知で申し訳ないのですが、〇〇ってどういう意味なのでしょうか?その業界に詳しくないもので・・・」と正直に伝えて質問してみても良いかもしれません。また自分が入れそうな話題を見つけて、「すごいですね!実は私も・・・」といった風に会話の中に入っていくことも必要かもしれません。自分が会話の中に入れないとき、多くの場合、相手はそのことに気づいていません。決して悪気があるわけではないことが大半なのです。「せっかく参加したのだから、自分も会話をして楽しもう」という気持ちが必要と言えるでしょう。

 

オンライン上の登録名を工夫する

 

オンラインツールの多くは、自身の名前の登録を変更することができます。名刺を渡すことができない分、自身の氏名をしっかりと登録することが必要です。まれに苗字だけ、下の名前だけになっている人を見かけますが、相手に覚えてもらうためには、フルネームで登録する方が望ましいでしょう。またご自身の会社名や仕事の内容等を併せて登録すると、相手にとって印象に残りやすくなります。なお会によっては登録ルールが決まっている場合もありますので、その際には主催者からの案内に従いましょう。

 

後日の連絡方法を確認しておく

 

オンラインでは名刺交換を行えないため、後日連絡をする術がなくなってしまう場合があります。そこで会の最中に、「会が終わってからどのように連絡するか」について話しておく必要があります。これを疎かにしてしまうと、せっかく有益な人脈を作れたにも関わらず、その後一切連絡ができないという事態になりかねないのです。

 

ガツガツし過ぎない

 

異業種交流会に参加する目的は、人によって様々です。中長期的な人脈作りをしたいと思う人もいれば、すぐにビジネスに繋がるような成果を求めている人もいるかもしれません。しかしいずれの場合にも、ガツガツし過ぎない方が良いでしょう。多くの人は、ガツガツし過ぎている人に対して、引いてしまうものです。また「何かを売り込まれる」「勧誘される」と警戒心を抱かせてしまう恐れもあります。たとえその日に良い話にならなくても、多くの人脈ができれば、数カ月後、数年後に自分にとってプラスになる場合も多くあるのです。そのためあまりガツガツし過ぎず、「将来的に有益な人脈が作れたらいいな」というくらいの気楽な気持ちで参加することをお勧めします。

 

 以上のように、オンライン交流会を楽しむコツをお伝えしました。これ以外にも、オンライン交流会をより楽しむための方法や、有益な場とする方法は多くあるかと思います。ぜひご自身で体験してみて、自分なりのポイントを見つけてみてください。

 

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また交流会後も参加者同士で交流できるように、メンバー限定のFacebookグループページをご用意しています。

 

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