経営者のストレス解消法

 

経営者は、様々なストレスを抱えるものです。売上のこと、従業員のこと、顧客からのクレームのこと等々。一つの問題が解決されれば、また別の問題が出てきて、ストレスで精神的にまいってしまう人も少なくないかと思います。そんな経営者の多くは、具体的にどんなストレスを抱えていて、どのように発散させているのでしょうか。実際に聞いてみた内容をまとめております。

 

経営者の抱えるストレス

 

・業績に関するストレスが一番大きい。売上が好調なときはいいが、思うように伸びていないとき、かなりストレスが溜まる。(卸売)

 

・従業員のことでストレスを抱えることが多い。勤務態度が悪い社員や、言うことを全然聞いてくれない従業員に対して、ついつい当たりが厳しくなってしまう。(建設)

 

・お客様から理不尽なクレームがあったとき、ものすごくストレスを感じる。「そんなことを言われるならもう取引しなくてかまいません。」と突っぱねたいときもあるが、会社としてそこまで余裕があるわけでもなく、現実はそうはいかずにストレスを抱えている。(広告)

 

・自転車操業なので、資金繰りに関することが一番心配。社員やアルバイトへの給与は、なんとしても出さなければいけないので、精神的に追い詰められることも多い。(飲食)

 

・業務量に関するストレスが最も大きい。社員が急に辞めたりすると、休日も自分が代わりに働かなければならず、家族との時間が失われる。会社員だったら他の誰かが助けてくれることもあると思うから、そのあたりは経営者のつらいところ。(人材紹介)

 

スポーツをする

 

・土日にゴルフに行くことで、ストレス解消に繋がっている。青空で広いゴルフ場のコースを回るのはなんとも気持ちがいい。(40代)

 

・趣味がスノーボードなので、冬はもっぱらスキー場に行っている。ただし一年のうちでできる時期が限られているので、シーズン以外は逆にストレスが溜まりやすい(笑)。(20代)

 

・学生時代からフットサルをやっているが、今でも昔の仲間とすることが多い。ただこの年になると少しずつきつくなってきている・・・。(30代)

 

スポーツをすることでストレスを解消させるという声が多く聞かれました。体を動かすと、肉体的にも、精神衛生上も良いですね。

 

旅行に行く

 

・車を使って遠出をするとストレス発散になる。やっぱりドライブが一番。(50代)

 

・年に1回は海外旅行に行くようにしている。行くことでストレスを解消できる効果もあるが、旅行の計画が立っていると「それまでがんばろう」と思えるので、日ごろのモチベーションにも繋がると思う。ただし仕事が入って行けなくなったときのショックはその分大きい(笑)。(30代)

 

・家族旅行をすると、仕事のことを忘れられてストレス解消になる。ときに意識的に現実から離れることも重要だと思う。(40代)

 

旅行をすることで、仕事のことを忘れられるという意見も多くありました。経営者は休みの日でもついつい仕事のことを考えてしまうものですが、意識して考えないようにすることも大切かもしれません。

 

飲みに行く

 

・ストレスが溜まったときは、行きつけの店に一人で飲みに行く。店長が知り合いなので、いつも愚痴を聞いてもらっている(笑)。(50代)

 

・昔の友達と飲みに行って語ることが多い。学生時代の友達が相手だと、くだらない話で盛り上がって、仕事のことを忘れられる。(20代)

 

・妻と飲みに行くことが多い。妻は仕事のことをあれこれ聞いてくるタイプではないので、気分転換になる。(40代)

 

飲みに行くという人も多くいるようでした。自分一人で行く人も、友達と行く人も、夫婦で行く人もいるようです。アルコールが入ると、気分も楽しくなりますね。

 

 

寝る・休む

 

・イライラしていても、一晩寝ると「なんでそんなにイライラしてたんだろう?」と思えることがある。ちゃんと寝ることもストレス発散法の一つだと思う。(30代)

 

・寝不足だったり、疲れが溜まっていたりすると、気持ちにも余裕がなくなる。週末はしっかりと休むことが、翌週からのパフォーマンスにも繋がると思う。(50代)

 

・ストレスが溜まっているときは、休みの日に昼まで寝るようにしている。中途半端に8時間とかじゃなくて、12時間くらい寝たりすると、スカッとしてストレスが軽減される気がする。

 

寝る、休むという声もありました。気持ちを切り替えるためには、しっかりと休んで疲れを取ることも必要と言えますね。

 

【参考】経営者が疲れたと感じるとき

 

仕事の問題を解決する

 

・仕事でストレスが溜まっているということは、何かしら仕事上で問題があるということ。であればその問題を解決しない限り、本当の意味でのストレス解消にはならないので、とにかく問題解決に取り組む。(40代)

 

・飲んだり遊んだりしても、結局は仕事のことが気になっちゃうので、とにかく仕事上でストレスを軽減するための方策を探す。(30代)

 

・社員との人間関係でストレスを抱えることが多いが、その社員と徹底的に話し合って、問題を解決させるようにしている。(20代)

 

「仕事で抱えたストレスは、仕事上の問題を解決することで取り除ける」という考えの経営者も多いようでした。たしかに気分転換だけでは解消できないストレスの場合、その問題を解決するという視点も重要と言えます。

 

経営者同士で語る

 

・経営者の悩みは、結局は経営者にしかわからないと思っている。そのため知り合いの経営者と話すことで、ストレスを発散させている。(40代)

 

・自分が尊敬している先輩の経営者に相談することで、同時にストレスの解消にも繋がっている気がする。先輩の失敗談や苦労話を聞くと、「自分はまだまだだなあ」という気持ちになり、「もっとがんばろう」と思えることがある。(20代)

 

・経営者が集まる交流会や異業種交流会に参加するようにしている。多くの経営者と話をしていると、自分の経営のやり方に問題があると気づかされたり、悩んでいることについてヒントが見つかったりする場合もある。(30代)

 

同じ立場の経営者と語ることでストレスを解消させている人も多いようでした。同じ境遇の人とコミュニケーションを取ることで、気持ちが楽になりますね。

 

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