証券営業がきついと感じる要因

 

証券営業の仕事は、自分のがんばりの成果が形になるやりがいのある仕事です。しかし一方で、証券営業は成果主義の世界であり、日々プレッシャーと戦いながら働いている方が多くいるものです。そんな証券営業は、どんなことが要因できついと感じるのか、現場の営業職の方々の声を集めてみました。

 

※証券のみでない営業全般の内容については、営業職のモチベーションが下がるときでも扱っています。

 

厳しいノルマとプレッシャー

 

・売上目標のハードルが高く、達成できないと上司から厳しく詰められる。成績が悪いと支店全体の空気も重くなり、居心地が悪くなる。(20代、男性)

・ノルマ未達成だと営業としての存在意義が問われる風土がある。努力しても市場が悪いと結果が出ないので、理不尽さを感じることがある。(30代、女性)

・達成できたとしても、すぐに次の目標が設定される。常に追われる感覚があり、気が休まることがない。(20代、男性)

・毎月の売上目標に加え、商品ごとの販売ノルマも厳しい。投資信託、債券、保険など、それぞれのカテゴリーで目標が設定されており、バランスよく売らなければならないのがつらい。(30代、男性)

・自分の得意な商品だけではなく、会社が推奨する商品を優先的に売る必要があり、営業トークに苦戦することも多い。(20代、女性)

 

ノルマが厳しいという声が圧倒的に多く聞かれました。営業とはそういう仕事とは言え、ずっと数字を追いかけ続けるのはなかなか大変なものですね。

 

テレアポの負担

 

・毎日何十件も電話をかけるが、ほとんどが門前払い。話を聞いてくれる人の方が圧倒的に少なく、心が折れそうになる。(20代、男性)

・「二度とかけてくるな」と怒鳴られることもあり、電話をかけるのが怖くなることがある。精神的にかなりきつい。(30代、女性)

・電話帳を片手に片っ端から電話するようなスタイルであるため、精神的疲労を感じる、それでも数字のためにやらざるを得ないのがつらい。(20代、男性)

・何度もアプローチしてやっとアポが取れたと思ったら、直前でキャンセルされることがある。がんばってきたことが水の泡になり、ちょっと泣きたくなった。(30代、男性)

 

「丸一日電話をかけた」「とにかく電話をひたすらかけ続けた」という経験談も多く聞かれました。必要とされるテレアポの件数の多さも、多くの人がきついと感じる要因のようです。

 

お客様からの厳しいクレーム

 

・相場が悪くなったときに「こんな商品を勧められて損をした!」と怒鳴られたことがある。事前にリスクを説明していても、納得してもらえないときはつらい。(30代、男性)

・電話営業で新規開拓をしているが、断られるだけならまだしも、暴言を吐かれることもあり、精神的に削られる。(20代女性)

・あるとき、それまで長年担当していたお客様からクレームを受けてしまい、その後に他社の営業に乗り換えたと知ったときはショックだった。信頼関係を築いていたつもりでも、一瞬で崩れることがある。(30代男性)

 

商品の特性上、どうしてもクレームに発展しやすい側面があります。こうしたクレームに対してどのように向き合うかが証券営業には求められます。

 

社内の厳しい上下関係

 

・体育会系の文化が根強く、ノルマ未達成者は朝礼で名指しで注意される。さすがに自信をなくすことがある。(20代後半女性)

・支店ごとに成績が競われるため、上司からのプレッシャーがすごい。ノルマを達成できないと、毎日のように詰められる。(30代、男性)

・実績がすべての世界なので、成果を出していないと発言権がない。成果を出せるまでの期間が本当に苦しい。(20代男性)

・上司がかなり厳しい。自分の成長のために必要と思いつつも、精神的にきつくなることがある。(20代男性)

 

業界の特性上、上下関係が厳しいという声も多く聞かれました。こうした環境に慣れることで自身の成長につながるとわかってはいても、その状況にいるときはつらいものですね。

 

市場の影響を受けやすい仕事

 

・どんなに努力しても、相場の影響で売れないときがある。リーマンショックのような大暴落時は、すべてが無駄になったように感じる。(40代男性)

・株価が下がるとお客様からの問い合わせやクレームが急増し、対応に追われる。市場が悪いと、成績も厳しくなり、メンタル的にもつらくなってくる。(30代男性)

 

市場の動向という自分ではどうにもできない外的要因も、証券営業が大変であることの要素の一つと言えそうです。

 

休日でも気が休まらない

 

・休日でも顧客からの電話がかかってくることがあり、気が休まらない。投資家の中には、相場が気になって夜中でも連絡してくる人がいる。(30代、男性)

・ノルマが厳しく、休日でも次の営業の準備をしなければならない。心からリフレッシュできる時間がほとんどない。(20代、女性)

・相場の急変があると、休日でも気になってしまい、市場が開いていないのにスマホでニュースをチェックしてしまう。(40代、男性)

・休みの日に友達と会っていても、ノルマのことが気になってしまって、心の底から休まることがない。いつも休み明けが憂鬱だと感じている。

 

「休みの日は仕事のことを忘れてリフレッシュする」ということがなかなかできないのはつらいですね。

 

コンプライアンスとの板挟み

 

・お客様から「もっと儲かる商品を教えてほしい」と言われても、コンプライアンス上、断らざるを得ないことがある。お客様の期待に応えられないのがつらい。(30代、男性)

・社内ルールが厳しく、契約の際に細かい説明を求められる。顧客にとっては煩雑な手続きに見えるため、なかなか契約が進まない。(20代、女性)

・「前はこれくらい融通が利いたのに」と言われることがあるが、コンプライアンスの基準が年々厳しくなっており、従来のやり方が通用しない。(40代、男性)

 

今のご時世、あらゆる場面でコンプライアンスについての意識を高める必要がありますが、証券営業の現場においても同様のようですね。

 

きついけれど、やりがいのある仕事

 

証券営業は高い収入を得るチャンスがある一方で、大きなプレッシャーやストレスと隣り合わせの仕事です。営業成績や市場の影響に左右されることが多く、精神的にタフでなければ続けるのが難しいと感じる人もいるでしょう。

 

しかし、努力が実を結んだときの喜びや、お客様との信頼関係が築けたときの達成感は、ほかの仕事ではなかなか味わえないものであり、とてもやりがいのある仕事です。証券営業に携わる方々が、この仕事の魅力を感じながら、少しでも前向きに取り組める環境が整っていくといいですね。

 

証券営業が活躍しやすい「教育・研修の法人営業」

 

元証券営業の方が活躍しやすい職種として、教育・研修業界の法人営業が挙げられます。教育・研修業界は参入障壁の低い業界であることから、全国に数千社存在するとも言われています。企業規模も様々ですが、小さな会社であっても、大手企業や官公庁に入り込みやすいという特性があります。そのため一度証券営業を経験した方の営業力であれば、比較的容易に新規開拓ができる業界と言えるのです。

 

また教育・研修業界の営業職は、継続的にお客様を支援する伴走型のスタイルであることから、お客様との関係性を構築することに長けている証券営業の方が活躍しやすい職種と言えるのです。

 

フォースコミュニティの教育・研修の法人営業

 

株式会社フォースコミュニティは、企業や公的機関に対して教育・研修サービスをご提供している会社です。コンテンツ数が100以上あることから、特定の商品を売り込むようなスタイルではなく、お客様の求める内容をご提供するスタイルです。また既存先の関連法人や紹介案件が多いこともあり、新規先へのテレアポについても、平均2件に1件はアポが獲得できる特性があります。元証券営業の社員もおり、入社直後から活躍しています。


証券営業経験者で新たなキャリアをご検討の方は、ぜひご応募ください。


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